理科やってみよう

落ち葉の標本つくり

2016年12月9日 14時46分

今年は例年に比べ
葉の色づきがとても良いと感じます。
綺麗な落ち葉を標本にして楽しんではいかがでしょう。

落ち葉は、落ちた時からどんどん色を変えて
しわしわになっていくので、標本にする落ち葉は
落ちたばかりのものや、まだ木についている状態のものを用います。

通常は、落ち葉を新聞紙などにはさみ、上から重石をして
数日おいて乾燥します。
しかし電子レンジを使うと簡単に乾燥することができます。

落ち葉をキッチンペーパーなどに挟みます。

タイルなど平らなものに挟んで
様子を見ながら、数分電子レンジにかけます。
パリッと乾燥したら出来上がりです。

乾燥した落ち葉は壊れやすいので
ニスや木工ボンドを塗って固めておくと、壊れにくくなります。

また、透明な梱包テープなどを用いて
台紙に貼れば、しおりにもなります。
工夫して秋の落ち葉を楽しんでみてはいかがでしょう。

※電子レンジにかけたタイルは熱いので、実験は大人の人と行いましょう。

★落ち葉を木工ボンドで固めるアイデアは、小田景子先生から教えていただきました。
薄めたボンドを葉の裏側から塗るなど、目的に合った工夫をするとよいと思います。