理科やってみよう

高尾山の自然観察 その3

2017年4月25日 15時51分

高尾山には、学校の校庭で見られる植物もたくさんあります。
 
キケマン               ムラサキケマン
華鬘(けまん)とは、仏殿の飾りのことです。垂れ下がった花がそのように見えるのでしょう。
 
オニタビラコ                 ノゲシ


ハハコグサ
全体に白い綿毛が「ほおけ立つ」ことからホオコグサと呼ばれていたおのがハハコグサに呼ばれるようになったそうです。


アオキ
赤い実をたくさんつけていました。茎まで緑色のためにアオキと呼ばれます。

高尾山の登山道にはたくさんの小さな花を見ることができます。
虫眼鏡を使ってみるような花ですが、ひとつひとつ特徴があります。


ツルカノコソウ
よく見るとピンク色のつぼみと白い花が、鹿の子模様ならぶことからこの名前になりました。


セントウソウ
花が早く咲くことから「先頭」の名前がついたそうです。

 
ミドリハコベ
花びらが根元まで深く切込みが入っているので10枚の花弁に見えますが、
花びらは5枚です。学校にもハコベの中アがありますが、
ミドリハコベは少し大きいハコベです。

学校ではなかなか見ることのできない植物にも出会うことができました。

ホウチャクソウ
宝鐸(ホウチャク)は、寺院の屋根の四隅の軒に下げた風鈴のような飾り物のことです。
名前のわけがわかります。


自然観察は1号路で行いました。
シャガは、1号路にたくさんみられる植物です。日の当たらない山の低い場所は
まだ花が見られませんでしたが、
金毘羅台の近くの日当りのいい斜面ではたくさん花を咲かせていました。



シャガ
 めしべが花びらのような形をしている面白い花のつくりをしています。