理科やってみよう

特別授業 滑車 6年生

2019年3月6日 15時22分

「てこ」を学習した6年生対象の特別授業がありました。
『滑車」は中学校での学習内容です。
中学校での授業をイメージしながらの体験となりました。
今回の特別授業では、
児童3人に一人ずつ、科学分野でご活躍されていた専門家の先生方がついて
ご指導くださいました。




定滑車や動滑車、二連滑車を使い、手ごたえの違いを調べた後、
ばねばかりを使い、違いを数値化しました。
また、それぞれの滑車で、おもりを同じ位置まで動かすために
どれだけ紐を引くのかを調べました。







すくない力で、おもりを動かすことのできる二連滑車は、
その分長く紐をひかなければならないことが分かりました。


同様のことが「てこ」にも当てはまることに気づくことができました。

学校の中で、使われている滑車を探してみると
理科室の可動式黒板や国旗掲揚のポール等にも使われていました。
クレーンやはしご車、エレベーターにも滑車が活躍していました。


「滑車」は大昔のピラミッド作りでも利用されていたそうです。
「滑車」のきまりを発見したのは、3大数学者といわれるアルキメデスです。
春休みの読書にぴったりの、科学の偉人伝をご紹介いただきました。
科学史を交えてのお話に充実した時間を過ごすことができました。