よく回るコマは、軸がコマの「重心」にあります。
重心は、コマのバランスがとれる点です。
重心を見つけて
いろいろな形の変わりごまを作ってみましょう。
こんな形のコマでもよく回ります。
![8](/file/18721)
1 コマにしたい形を厚紙などで作ります。
2 重心を見つけます。
①糸を2本用意します。
1本は、クリップを開いてS字型にしたものをつけて、フックにします。
![5](/file/18724)
もう一本には粘土などでおもりをつけます。
![9](/file/18725)
②コマにする厚紙の2か所に、めうちなどで穴を開けます。
![4](/file/18726)
③穴にフックを通して、コマをつるし、さらに重り付きの糸をフックにかけて垂らします。
![2](/file/18727)
④糸に沿って線を描きます。
![3](/file/18728)
⑤もう一つの穴に、フックをかけて重り付きの糸を垂らします。
![22](/file/18730)
⑥④の線と⑤で垂らした糸が交わる点が「「重心」です。
⑦重心に印をつけます。
![91](/file/18731)
3 重心に、穴をあけてつまようじなどをさして、コマの完成です。
めうちなどを使って小さな穴をあけておくのがコツです。穴が大きいと軸が空回りしてしまいます。
![7](/file/18729)
いろいろな形に挑戦してみてください。
クリップや1円玉は、水に浮きますか?
どちらも沈むはずですが・・・・
![6](/file/18591)
水面に浮かんでいます。
さらに、水面に指で触れると
浮いているクリップは沈んでしまいます。
水が引っ張り合う働き、表面張力の働きです。
この働きを調べてみましょう。
コップ・洗剤・クリップ・一円玉を用意します。
![1](/file/18593)
クリップの一つを図のように直角に折ります。
![3](/file/18594)
このクリップに浮かべたいものをのせて静かに水面に置きます。
![4](/file/18595)
不思議なことに、浮かべたクリップは自然とくっつきあって中央に集まります。
さて、水の引っ張り合う力をなくすには、洗剤を使います。
![11](/file/18608)
指先に少しだけ洗剤をつけて、水面に触れれば、
浮いていたクリップや一円玉は、沈んでいきます。
どんな時に、真ん中に集まるのか、どんな形が浮かびやすいかなど調べてみましょう。
うがい薬には、ヨウ素液が含まれています。
ヨウ素液は、デンプンに反応して青紫になることが知られています。
もう一つの性質に、ビタミンCへの反応があります。
ビタミンCがあると茶色だったヨウ素液の色が消えて透明になってしまいます。
この性質を利用して、ビタミンCが含まれているかを調べてみましょう。
始めに、調べる液と同じ量の水に、ヨウ素液を落としたものを用意します。
色の変化を比べるために使います。
水にうがい薬を垂らすと茶色のままです。
![4](/file/18274)
![5](/file/18275)
この液の色と比べながら調べます。
ビタミンC入りの飲み物で調べてみました。
![6](/file/18276)
右がビタミンC入りの飲み物、左は水にうがい薬を垂らしたものです。
ビタミンC入りの飲み物は、うがい薬の色が消えてしまいました。
ビタミンCが含まれていることが分かりました。
![7](/file/18277)
野菜や果物の汁で調べてみました。
キウイとオレンジのしぼり汁に2滴ずつのうがい薬を垂らしました。
![1](/file/18280)
![3](/file/18281)
キウイとオレンジでは、オレンジの方がビタミンCが
多く含まれていことが分かりました。
いろいろなもので調べてみましょう。
CDやDVDに光を当てると虹色に見えることがあります。
表面の凸凹に光が反射して、色が分かれて見えるのです。
CDやDVDの前や後ろに光を当てて光の模様作りをしてみましょう。
注意:ろうそくなど火を使うものを取り扱う場合は必ず大人の人と一緒に行います。
子供だけでは絶対に試さないでください。
懐中電灯の光を当ててみました。
![7](/file/18267)
![8](/file/18268)
![9](/file/18269)
ろうそくを前に置いてみました。
ろうそくは、必ず大人の人と一緒に実験します。
子供だけでは絶対に試さないでください。
![2](/file/18271)
![3](/file/18272)
![4](/file/18273)
アジサイの花が美しい季節です。
図工の時間にアジサイをイメージした作品が描かれていました。
![6](/file/18069)
でも、皆さんが見ているのは、装飾花と言って、
「がく」の部分が変化したものです。
ですから、下のアジサイの花弁のように見える部分が「がく」。
中心のまあるい玉のようなものは、開いていない花の部分です。
![7](/file/18077)
本当の花は、めしべとおしべがある両性花です。
よく見られるアジサイの両性花には、
10本のおしべと先が3つに分かれためしべがあります。
![4](/file/18070)
あじさいの両性花は、装飾花の間に隠れています。
そっと装飾花をかき分けてみてみると
アジサイの両性花が見つかります。
![2](/file/18071)
![1](/file/18074)
品種によっては、装飾花の中心の花の部分が開くものもあります。
![5](/file/18075)
![6](/file/18076)
学校のアジサイを調べてみてはいかがですか。
青南小学校の校庭でも、
ウグイスのホーホケキョという声が聞こえました。
春ですね。
水を入れたストローで、ウグイスの鳴き声をまねてみましょう。
ウグイスたちが集まってくれるかもしれません。
![12](/file/17825)
用意するのは、曲がるストロー・ハサミ・セロハンテープです。
![1](/file/17810)
曲がるストローの曲がる部分を下にして、
上から6cmくらいの所に、ハサミで切れ込みを入れます。
![2](/file/17811)
切れ込みでストローを曲げるので、
半分より深く切れ込みを入れます。
![3](/file/17812)
切れ込みを入れた部分を、つぶします。
![4](/file/17813)
つながっている部分を下にして、
ストローを折り曲げます。この角度で音が変わります。
![5](/file/17814)
ストローの蛇腹になった,、曲がる部分は、伸ばしておきます。
この部分を縮めたり伸ばしたりして、
音を変えて、ホーホケキョとなるように工夫するのです。
![7](/file/17816)
ストローの下の部分を2回折り曲げて
セロハンテープで止めます。
ストローに水を入れるので、水が漏れないようにするためです。
![8](/file/17817)
![9](/file/17818)
ストローの下から6cmくらいの所まで水を入れます。
水の量によって音の高さが変わります。
![10](/file/17819)
![14](/file/17822)
下の図のように、折り曲げた部分の角度を変えて音を出し、
蛇腹の部分で長さを変えて、ウグイスの鳴き声にします。
![12](/file/17820)
では、やってみましょう。
ストローをティッシュペーパーでこすると
ストローは、マイナスの電気を帯びます。
![21](/file/17300)
このストローを細く出した水道の水に近づけると
水のプラスの電気が集まり、水が引き寄せられます。
![22](/file/17301)
アルミ缶に近づければ、
プラスの電気を帯びやすいアルミ缶が引き寄せられます。
![PC230071](/file/17302)
うまく動かないときは、
アルミ缶ティッシュペーパーでこするとよく動くようになります。
![PC230070](/file/17303)
ストローをいろいろなものに近づけて調べてみましょう。
インターネットの動画で、
手作りのブーメランを生き物のように操る様子を見ました。
簡単にできるかと思いきや
やってみるとなかなかうまくいきません。
研究のしがいがありそうです。
牛乳パックなど厚手の紙があれば作ることができます。
今回は、板目紙を使用し、重りとしてガムテープを付けました。
![1](/file/17084)
下のような3枚の羽根を作り、切込みを入れます。
羽を組み合わせるために、2.5cmほどの切込みを入れます。
![2](/file/17085)
切込みを合わせて、3枚の羽根を組み合わせます。
![3](/file/17086)
![3](/file/17087)
![4](/file/17088)
動かないようにステープラー止めします。
![5](/file/17089)
![6](/file/17090)
羽の端に、重りとして1cmほどのガムテープを巻きました。
重くすると遠くまで飛びますが、重すぎると落ちてしまいます。
![7](/file/17091)
![8](/file/17092)
羽に向かって右側を斜めにおりあげます。
ほんの少しだけおりあげます。
この部分のおり方で小回りになったり、落ちてしまったりします。
![9](/file/17093)
裏返して、羽の先を少しだけ持ち上げます。
先ほどおりあげた部分とは逆の方向に少しだけ持ち上げます。
この曲げ方で、低く飛んだり高く飛んだりします。
曲げすぎると落ちてしまいます。
![12](/file/17094)
羽の一枚を縦にもって、手首のスナップをきかせて投げます。
![13](/file/17095)
このように、わずかな角度の違いで動き方が大きくかわります。
うまく調整して、小さく戻ってくるブーメランにしたいと研究中です。
ぜひ試してみてください。
うまい方法が見つかったら教えてください。
広い、人のいない場所で、実験してください。
ブラックライトは、人間には暗く見える紫外線を出すライトです。
強い紫外線は、有害ですが、弱いブラックライトは、安価で販売されています。
ブラックライトは、蛍光物質を含むものなどを明るく光らせます。
今回はワンコインショップで、販売されているブラックライトが手に入りましたので、
それを使って調べてみました。
用意したもの
ペン型ブラックライト・蛍光ペン・栄養ドリンク(ビタミンB6が含まれているもの)
![5](/file/16289)
まずは、黄色の蛍光ペンで書いたものにブラックライトをあててみました。
次に、ピンクの蛍光ペンのインクを水に溶かして、ブラックライトをあててみました。
⇒![4](/file/16295)
栄養ドリンクに含まれる物質も、光ります。
⇒![2](/file/16293)
洗剤に含まれる蛍光物質や植物のクロロフィルも光ります。
身近なものにブラックライトをあてて、調べてみると面白いと思います。
紙コップのカエルが、鳴いています。
どんな仕組みになっているのでしょう。
用意するもの
紙コップ、曲がるストロー、半分に切った割りばし(細い方)
![1](/file/15902)
曲がるストローの曲がる部分を伸ばしておきます。
![2](/file/15903)
ストローに割りばしをさします。
![3](/file/15908)
紙コップの底に、鉛筆などで穴をあけます。
この時、穴がストローより大きくならないように注意しましょう。
![4](/file/15905)
穴に、割りばしを通したストローをさします。
![5](/file/15906)
割りばし入りストローを上下に動かせば、カエルの声が聞こえてきます。
![6](/file/15907)
小さい子供たちに人気のおもちゃです。
なぜこんな音が出るのでしょうか。
ストローの曲がる部分が、紙コップの底をふるわせているのです。
コップにふたをしたり、大きさを変えたりすると、音が変わります。
工夫してみてください。
広場や河川敷などで、一度にたくさんのシャボン玉を作り
子供たちを楽しませているパフォーマーの方々の話題を耳にしました。
使われている道具はそれぞれが工夫を凝らして作成しているそうです。
特に利用されているのは、ワンコインショップでも手に入る
プラスチック製のチェーンということで
早速挑戦してみることにしました。
みなさんもシャボン玉パフォーマンスに挑戦してみましょう。
用意するもの
ワンコインショップのチェーンを2本つなぎました。
![20](/file/15237)
今回は、理科室にあった網を虫取り網の枠に取り付けたものと、
結束バンドを輪にしてつないだものも用意しました。
結束バンドの両端は、アサガオの支柱の先につないで、
一人でも動かすことができるようにしました。
![8](/file/15238)
![9](/file/15239)
★石鹸の膜が張る空間があるものでいろいろ試してみましょう。
※ザルでも試したのですが、網目が細かすぎてうまくいきませんでした。
シャボン玉液
食器用洗剤と洗濯のり(PVA)を混ぜて水で薄めたものを使いました。
洗濯のりは成分にPVA(ポリビニルアルコール)が含まれているものを使用します。
![14](/file/15240)
シャボン玉を作る時の割合は、
水100ml・洗濯のり(PVA)50ml・食器用洗剤10mlが多いようですが、
これもいろいろ工夫すると面白いと思います。
いよいよパフォーマンスです。
洗面器などに、シャボン玉液を作ります。
チェーンや結束バンドの輪に膜が張るようにゆっくりと端から輪を液につけていきます。
![6](/file/15241)
![10](/file/15242)
結束バンドの2本の支柱を広げて持ち、空に弧を描くように動かします。
![4](/file/15243)
![5](/file/15244)
チェーンは、端を二人でもって縄跳びの大繩のように回します。
チェーンから、シャボン玉が一斉に飛びだします。
虫取り網は、
網の全面にシャボン液をつけて空に弧を描くように動かします。
大きな団子状のシャボン玉が生まれました。
![1](/file/15245)
![2](/file/15246)
チェーンのつなぎ方によっても様々なシャボン玉がうまれるそうです。
工夫してパフォーマンスに挑戦してみてください。