理科やってみよう

ヤゴの観察

2021年11月29日 09時17分

青南小学校のビオトープ「青南の湖」は、
プールのわきにある、3.5m×9mほどの小さなビオトープです。
高い空の上から、ビオト-プの水面を見つけて
いろいろな生物が訪れています。


涼しくなった今の季節でも、水の中で過ごす
トンボの幼虫、ヤゴを見つけることができます。
専門家の先生をお招きして、3年生と一緒にヤゴの観察会を行いました。


先生から、ヤゴの採集方法を教わりました。
たも網で土をすくい取り、網の中で、もぞもぞと動くヤゴをみつけます。




ヤゴ以外にもタニシやメダカによく似たカダヤシが見つかりました。


教室に帰って、仲間わけをしました。
校庭側からは、大きなギンヤンマが見つかりました。



        ギンヤンマのヤゴ

フェンス側からはシオカラトンボのヤゴがたくさん見つかりました。

  シオカラトンボのヤゴ
 
専門家の先生から、
「ギンヤンマは、広々した場所を好み、シオカラトンボは草の茂ったところを好むということを教えていただきました。
改めて採集場所を見直してみると、
ギンヤンマが見つかったのは校庭側の広々した場所、シオカラトンボはフェンス側の草の茂ったところでした。生き物が、見事にすみ分けていることが分かりました。




そのほかにも数は少なかったのですが、
イトトンボ、ショウジョウトンボのヤゴも見つかりました。
都会の真ん中の小さなビオトープにもたくさんの生物が,
たくましく生きていることがわかりました。

  イトトンボのヤゴ

   ショウジョウトンボのヤゴ