海苔で健康(食育との連携授業) 特別授業
2018年1月17日 16時17分 海苔で健康推進委員会より海苔の専門家の先生にお越しいただき特別授業を行いました。
授業後は、海苔のよさを味わいながら、いただいた「手巻きスプーン」と「手巻きのり」で、給食をいただきました。給食は、給食主事さん方のご協力により、特別に献立を和食器に配膳して、和食のよさを堪能しました。子供たちは少し気取った様子で、繊細な香りや触感を確かめながら和食をいただきました。
青南小学校では、海洋教育の一環として、海藻・海草を海の植物として、陸上植物と比較しながら取り上げて、理科学習を進めています。第4学年では、季節の変化とともに移り変わる自然の様子を追究しています。身の回りの自然を調べるとともに、春と秋に季節を変えて高尾山に出掛けて山の自然の変化を味わってきました。
さて、海の中はどうでしょうか。海の中にも季節の変化があるのでしょうか。そして海に生きる生命も季節に応じた暮らしをしているのでしょうか。
今回は、食材としても大変身近な「海苔」を通して、海の季節変化に応じた生き物の暮らしの様子を学ぶことにしました。また、海に囲まれた日本にとっては、海藻・海草は貴重な資源です。古くから海藻を食べ物として取り入れている数少ない国でもあります。
海苔の専門家の先生に、季節の変化に応じた海苔の生活史や、それを生かした養殖の技術をお話しいただきました。さらに海苔の産地や食材としての海苔の良さをクイズを交えて楽しくお話しいただきました。
あたたかい時期は、貝の中で貝を栄養に成長し、寒い季節に大きく育って収獲される海苔の暮らしは初めて知ることばかりでした。養殖技術については、2種類の方法をわかりやすくお話しいただきました。
その後、取れたての海苔を一人一帖いただき、海苔焼きに挑戦しました。
焼いた海苔は緑色にが変化し、味も香りも触感も変わりました。
海苔を試食しながら、乾海苔と焼き海苔を比べて調べることができました。
いただいた「手巻きスプーン」と「手巻きのり」です。
給食の和食器に盛り付けて、学んだ海苔の良さを味わいながら、上手に海苔と合わせて給食をいただきました。