高尾山秋の植物
10月の高尾山は、実りの季節となっていました。
大きなウバユリの実です。
この中に風で飛ぶ薄い種子がたくさんできます。
大きな葉を下の方に付けるので
花の時期には「歯(葉)がない。」ように見えることから
姥ユリと呼ばれるようですが、
ハート形の葉からハートリーフリリーという英語の名前もついています。
春にはたくさんの花をつけていたシャガです。
もう花は見られません。
シャガは,地下茎で増えるので、あまり種子は見られません。
紫色の実をつけたヤブミョウガです。
葉がミョウガに似ていますが、ミョウガとは違う仲間です。
この時期は、「引っ付き虫」の種子をつける植物がたくさん観察できます。
チヂミザサは、葉が波打ち、縮んだ笹の葉のようです.
笹とは違うイネ科の植物です。
この時期は、実から針状の
ねばねばした液をつけた芒(のぎ)を伸ばしています。
黄色い花を咲かせたダイコンソウも引っ付き虫の種子です。
かぎ状の芒をつけています。
白い花の後に実を付けているノブキです。
実の先にはとげがあります。
盗人の抜き足差し足を思わせる実のヌスビトハギも
実の表面に細かい毛が生えている引っ付き虫です。
黄色い花を咲かせたキンミズヒキの実です。
茎に逆さまに並んでついてこれも、たくさんのとげをつけています。
メナモミも引っ付き虫の実をつけています。
有名な「オナモミ」とは、違う仲間の植物です。
紅白のミズヒキとギンミズヒキがたくさん並んでみられました。
こちらも実が熟すと、一つ一つの実からかぎ状の芒が出て、引っ付き虫となります。