「ペッパー君」でプログラミング入門
2018年12月17日 11時34分4年生は、「人の体と運動」の単元で、
巧みな人や動物の体の動きを取り入れたロボット開発について考えを広げて学習しました。
介護ロボットの「マイスプーン」を操作し、
「スパゲティを巻くことはできないか。」など、
もっとこんな動きができるといいなという考えが出されました。
ロボットが人間のように巧みに動かすにはどうしたらいいのだろう
人間は脳から指令が行くけれど
ロボットはコントローラーで指令を出さないと動かないのかな。
青南小学校には、
お借りしているロボット「ペッパー君」がいます。
人間のように見えるペッパー君の仕組みを学びました。
コンピューターの学習を担当している
野口主幹教諭の指導で特別授業を行いました。
パソコン場面のハートマークをクリックすると
ペッパー君に命が吹き込まれるように起き上がりました。
ペッパー君は、人間とコミュニケーションをとることを目的として作られていること
そのため指の力はなく、物をつかむことはできません。
始めにペッパー君と野球ゲームや年齢当てゲームを楽しみました。
ペッパー君は人間のようなしぐさをします。
再び、ハートマークをクリックし、ペッパー君の心をストップさせます。
いよいよプログラミングです。
カードの文字を入力し、つなげていくと指令通りの動きをします。
始めに「ハロ」という言葉をいうプログラミングをしました。
しかしまだ、動きがないので、人間的ではありません。
次に手を頭に乗せる動作をプログラミングしました。
ペッパー君は、「ハロ。」といった後手をあげました。
音声と動作を同時にするようにプログラミングしなおすと、
ペッパー君は、、「ハロ。」といいながら手をあげるようになりました。
「電気回路のようにたくさんのプログラミングがされていることが分かった。」
「もっといっぱいつなぐと人間のようになるのかな。」
「ロボットにはたくさんのプログラミングが隠されていることが分かりました。」
という感想が聞かれました。
新しい学習指導要領では、プログラミング教育が加わります。
未来の科学の担い手として、
幅広い経験をする機会となるといいと思います。